為替相場は、なぜ日々変動する

為替相場は、モノの値段が上がったり下がったりするのと同じように、通貨の値段である為替レートも常に変動しています。


白菜やキヤペソなどの野菜や、サンマなどの鮮魚の値段は需要と供給、つまり、必要とされる量(需要)と売り出されている量(供給)の力関係で決まります。


例えば、一般に豊作・大漁で野菜や魚が多く市場に出回れば、供給が需要を上回り値段は下がり、逆に、不作・不漁のときは需要が供給より多くなり値段は上昇します。


為替相場も供給と需要の力関係で決まる

通貨の値段である為替レートも、需要と供給の力関係で決まります。


ドルを買いたい人のほうが売りたい人より多ければ、ドルの値段は上がります。


つまり、ドルに対する需要が供給より多いからです。


逆に、ドルを売りたい人のほうが買いたい人より多ければ、供給が需要を上回りますのでドルの値段は下がります。


通貨の需要と供給に大きな影響を与えるのが貿易です。


日本の会社が自動車や電気製品をアメリカに輸出すると、その代金はドルで受け取ります。


ドルを受け取った会社は、日本で使う為、銀行でそのドルを売って円に替えます。


ドルは日本の通貨ではないので、そのままでは日本国内で従業員の給料や材料費などさまざまな支払いに使えないからです。


このように、輸出企業は受け取ったドルを円に替えようと売るので、輸出が増えるとドルの供給が増えて円高ドル安の要因の1つになります。


国の信用度によって為替相場は変動する

国の産業が安定していたり、資源を豊富に持っている国は信用度が高くなり、通貨の値打ちは動きません。


また産業が乏しい国は絶えず通貨の値打ちは変動します、戦争などが起きれば通貨は紙くずになるとも言われます。


世界中の国の経済も刻々変化しています。


機関投資家と言われるヘッジファンドは、利益を上げる為、国の情勢を先取りして通貨の値打ちを動かしているともいえ、個人投資家は追随しているともいえるでしょう。


為替相場は、なぜ日々変動する